2011年7月4日月曜日

天然酵母パンの部 開講

発酵研究会の活動がいよいよ始まりました。
前日にミキシングと一次発酵前までの作業を済ませました。
翌朝、生地を見てみたら・・・・「おおおお~っ!!」
右の画像はフランスパンとプチパンに使用した生地。左の画像は山型食パンに使用した生地です。
配合率はどちらも同じですが、山食には砂糖を使用していますし、水分量もほんの微量ですが少な目にしました。

研究会当日。。。。
6名の会員様にご参加頂き作業を進めました。
皆様、パンをお作りになられる方やパンがとっても好
きな方。
第1回目ということもあり、研究会メンバー同士で自己紹介です^^








こちらは分割作業をしているところです。
このあとに40分強
~1時間ほどのベンチタイムに入ります。
ね?皆様、とっても楽しそうでしょ♪
そして、どんな作業も一生懸命なんです。
私が作業を怠ると、皆様それぞお声をかけてくださって、本当に助かりました(汗)








山型食パンの成形作業をしているところです。













成形後は山食は1.5斤型に入れて二次発酵へ。
フランスパンとプチパンはそれぞれ天板に入れて二次発酵。
↑こちらはプチパンを成形中!
村越シェフの手際の良い成形で、会員の皆様も「わぁ、やっぱ違うわね。綺麗~♪」などの歓声が(笑)
気温も高く、手の平の温度も高いことから、生地が手にベットリ付いてしまういます。
ベットリ付いてしまわないように、手早く丸めるのと、丸める時に手の平全体を使わず、少し膨らみを持たせるような感じで手に乗せて丸めるのがコツです。(またはキャンバスの上でコロコロと片手で転がすのもいいです)
さあっ!!いよいよ二次発酵です。
イーストとは違い、発酵に少々時間がかかりますが、グッと我慢です。
「ホシノ天然酵母の基本の作り方」の説明を見ると、二次発酵に1時間と書いてありますが、この日は暑いので、見る見るうちに発酵が進んでいきました。
二次発酵中!!
焼成中です。
左が山型食パン。右がフランスパン。

焼き上がりを楽しむ時間のはじまりはじまり~♪^^♪
フランスパンとプチパンはもう少し焼成時間を長くするか、焼成温度を上げるかした方がいいのではないか・・・という課題が残りました。
少し焼きが甘かったようで、焼き色が薄いですね。
とは言っても、焼きたてのパンは実に美味しい♪♪
粉と塩の味を楽しめるシンプルなフランスパン。
パリッとしたクラストに、ふんわりモチモチなクラム。

一方、山型食パンのほうは、焼成温度が高かったようで、少々焼きが強い仕上がりになってしまいました。
カチカチに固いクラストになってしまいました。
しかし、こちらも中身はモチモチで甘く、お味の方は美味しいのです。
第1回は、魚部門と合同試食会という豪華(?)な会となりました。
魚突きベテランの山口リーダーから魚の発酵食の説明を聞きながらの試食。
発酵魚を食べながら、パンも食す!
今日の感想や意見などを一言ずつ述べて頂きました。
発酵文化研究会 第1回講座は予想以上に楽しく有意義なものとなり、大盛況のうちに終了しました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
心よりお礼を申し上げます。

第二回はまだ未定ですが、決まり次第、お知らせいたします。
次回も沢山の皆様のご参加をお待ちしております。