2011年7月7日木曜日

試作試食会 -魚部門-

29日は当会の記念すべき第一回目のイベント、「試作試食会」でした。

当日はパンコースと魚コースの2つを行いました。


魚コースで取り組んでいる発酵食品は「なれずし」「へしこ」「くさや」の3つです。

今回は全ての試食を行いました。

以下、魚コースの模様をお伝えします。

こちらが当日試食した発酵食品達(左上:鮒寿司、右上:くさや、下:へしこ) 








食品を前に、資料を用いて説明中
現在仕込み中の「へしこ」についてのお話
くさやの焼きあがり!!左:青ムロアジ大、中:トビウオ、右:青ムロアジ
鮒寿司は子持ちでした

私は鮒寿司とへしこを食したのは初めてでした。

特に鮒寿司に関しては、かなり恐る恐る口に運びましたが・・・食べてみると相当美味い!
発酵食独特の風味がなんとも言えない味わいでした。

へしこはかなり塩辛かったですが、こちらも独特の風味が効いておりました。糠漬けサイコー!
生や軽く炙ったへしこを、お酒のアテにした日には昇天間違いなしだと思います。
アツアツのご飯の上にへしこをのせ、お茶漬けにしても相当イケると思いました。

くさやは、その独特の臭いは火を通すことによって和らげられ、食べやすかったです。
当然、お味も良かったです。

と、思っているのは私だけ?

会員様の中には苦手な方がいて、箸が進んでいないご様子でした。
一方、初めて食べる方もいらっしゃったり、苦手意識を克服された方もいました。

会員様と魚の発酵食について語り合いながらの試食会は、とても有意義な時間でした。
また、人の目に直に触れることによって、多くの意見を頂くことができたことも良かったと思っています。


今後も小濁発酵文化研究会を是非ともよろしくお願い致します。