2011年7月7日木曜日

へしこ:糠へ漬け込み

へしこは、早いものですが行程としては最終段階の発酵に移ります。

塩漬けにした魚貝類から充分に水分が抜けたので 、糠に漬け込みます。
ただ糠だけに漬け込んでも出来ますが、へしこについて調べていると、へしこの販売をしている企業さんは作成時に“秘伝のタレ”なるものを混ぜているそうで。

この“秘伝のタレ”とやら、我々も作らない手はないでしょう!というわけで作ってみました。
ただし、今回初めて作成するので、全くもって秘伝ではないです。
後々秘伝になるかもしれませんが・・・

<材料の分量>
米糠:2000g
塩:500g
酒:450cc
赤唐辛子:2本
醤油:100cc
みりん:100cc


マダイ、カレイ、ハマグリ、ゴマサバ、サワラ、トビウオ、イシダイ、メバル




甘エビ
上記の材料を混ぜます、混ぜます、混ぜます

混ぜ終わったら、それぞれ白身魚、青魚、貝類、甲殻類と4つに分けます。
それぞれ密閉できるように袋を使用します。
袋の底面に糠を敷いて、その上に魚、また糠を敷く、その上に魚、上面は糠で固め、袋に入れて空気を抜いた後も、しっかり押し固めます。


左から甘エビ、ハマグリ、白身魚、青魚
これらをバケツの中に押し固めるように入れ、その上から重石をします。
その所業、まさに「へしこむ」です。


重石を乗せたもの

材料の調達からここまでは、あっという間に時間が過ぎました。
大事なのはここからです。うまくいくといいです。